タダラフィルの効果

使用を注意するケース

 

タダラフィルの影響については前項でも少ないと述べましたが、あくまでも特殊な薬ですから、ここでもう少し使用状の注意について加えておきます。

 

まずは診察を受けるわけですが、心臓病など持病のある人は事前に医師に報告し、心臓や血圧の服用中の薬も必ず報告してください。

 

使用を注意すべき人は、心臓病や脳卒中などの重い症状があって、性行為自体が危険だと判断されるような人でこの場合は使用できません。

 

又、ひどい低血圧や高血圧の人も使用できないと判断されることがあります。それはやはり性行為自体が心臓や脳血管に負担となるからで、更にタダラフィルの心血管系に及ぼす影響で危険性が増大してしまうからです。

 

他にもあまり適さないのが、重い肝臓病や目の網膜の病気の人で、医師の判断に従ってください。

 

タダラフィルに限らず薬の併用には注意が必要なものですが、いわゆる「ニトロ」といわれる狭心症や心不全の治療に使う硝酸薬と併用できません。併用すると急激に血圧が下がることがあって非常に危険なので絶対禁止です。

 

この硝酸薬には飲み薬以外にも貼り薬や軟膏、口内スプレーなどのタイプがありますので「うっかり」が無いように注意が必要です。又、排尿障害治療薬や降圧薬などα遮断薬に分類される薬を飲んでいる場合も、血圧の変動に注意した慎重な使用が必要です。