タダラフィルの特徴
タダラフィルが登場するまではバイアグラやレビトラが勃起不全の治療薬としてもてはやされていました。バイアグラはある意味一番有名な存在かもしれせんが、これはクエン酸シルデナフィルを成分とした薬で、性行為の約1時間前に服用すれば最大4時間位の勃起効果があります。
しかし空腹時という前提条件があるのが難点で、それはバイアグラより長い5時間の持続効果があるというレビトラでも同様です。塩酸バルデナフィルを成分としたレビトラは、バイアグラよりも効き始めが早く、持続時間が長いのが特徴ですが、併用できない薬の数も多くなっています。
これらの先行薬に対してタダラフィルは何といっても最大勃起時間が36時間というのが大きな特徴となっており、服用のタイミングを細かく計算する必要もありません。
更に、空腹時ではなくてもOKですから、食事の後での性行為が可能なのもかなり実用的になっている点です。
服用後の効果についても、 臨床試験の結果では、早い人の場合は服用後３０分で効き始めるということですからレビトラとほぼ同じで、こと長所に関してはいうことなしかもしれません。
欧米ではタダラフィルのことをウィークエンドピルと呼んでいるそうで、確かに土曜日の夕方に服用すれば、それだけで日曜日の夜まで効果が続くわけです。